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2013年03月01日

焦がれて 初恋かも

  4５年以上も昔、当時中学生だった僕が書店の店頭で、あるクラシック音楽雑誌の表紙を飾る一本のステレオアームに、そのフォルムのあまりの美しさにひと目で虜になってしまいました。でもそれは中学生の身にはとても手の届かぬ高価な英国製品でした。製造中止となっても、後に縁あって未使用品を所有されていた方からご好意で譲っていただき、30年以上手元に置いているのがこのアームです。流れ過ぎ去った月日に、齢を重ねた僕とおなじように、ここあそことガタが出ていますが、そのフォルムの美しさには衰えがなく（ここんところが僕とは違う）、いまでもインダストリアルデザインはこうなんだよと、光り輝いています。

薄皮一枚のピントと蕩けるようなボケ  第2弾

SME 3012S2, (Jan,2013)
Sony RX1, Carl Zeiss T* Sonnar 35mm F2

投稿者 無花果少年 : 2013年03月01日 23:35

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