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2005年08月29日
夏の終わり
夏が終わりそう
「あ?つ?い?、あ?つ?い?」ってついこのあいだまで言ってたけど、知らない間にも季節は巡って朝晩はしっかし涼しくなってます。
子供の頃は夏はすなわち夏休みだから、宿題さえなければもう何にもしなくって楽しいVacationだったけど、
大人になったらそんな長い夏休みなんかなくって、ただただ暑い毎日で、夏だからといってぜんぜん楽しい出来事なんかなくって、
ひたすら涼しい秋を待つだけの夏になってしまって、これはやっぱり悲しいけど、でも暑いだけの夏はやっぱりダメですよね。
海を知らぬ少女の前に麦わら帽のわれは両手をひろげていたり
寺山修司
エビアンの赤いキャップをひねりつつ東山に昇る月を見てゐた
無花果少年
倉敷歴史保存地区
Nikon D100 18-35mm F/3.5-4.5
D
2005年08月10日
ねぶた祭
青森の夏。
遠い地の祭りのせいもあって、日本を代表する火祭り青森の「ねぶた」を知りません。しかし、夏が真っ盛りのこの時期、
青森の夏の夜に彩る勇壮な太鼓や笛の奏でる「ねぶたばやし」は、祭りを知らないボクの心をも揺さぶります。
映像を通して視る「ねぶた」は、夏の夜に浮かび上がり、その姿は勇壮かつ幻想的です。
ねぶたとともに数万人のハネトがねぶた囃子にあわせ怒濤の激流のようにうち叫ぶ「ラッセラー」の掛け声、そして重く大地に響くねぶたの太鼓。
「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声と、踊り跳ねる「跳ね人」の渾然一体となったエネルギーの噴流は、未だ見ぬ祭りにボクを恋焦がらせます。
いつか、その遠い北の町の祭りの真ん中に立ってみたいですね。
Paris
D100 VR 24-120mm F/3.5-5.6 G
2005年08月02日
59番目のプロポーズ
これって純愛なんですね。
『電車男』もそうなんですが、ネット発オタク恋愛モノが流行ってますね?。
そんな意味でいえばこの『59番目……』もあのmixiの日記でアルティシアさんが書き綴られた実録モノなんですね。
でも、、『電車男』は主人公の書き込みだけじゃなくて、2ch住人の暖かい励ましや、「キターーーー」などなど、
独特表現が面白かったのですが、『59番目……』はぐいぐいと読ませるエンターティメント溢れるあの文体がいいんです。
もちろん恋愛モノとして心に訴えかけるものも十分用意してありますが、
やはりキャリアウーマンの本音がエッチな文体に紛れてそこかしとちりばめられて、
武闘系オタクとの惚気話を退屈せずに最後まで一気に読ませてしまいます。
ボク的には○○○で埋めるだけでもいい?って言いたいところですが、いちおう控えさせてもらいます。(爆)
江ノ電
Nikon D100 17-55mm F/2.8 G