« 能ある空間☆2月 | メイン | ZENに遊ぶ・能を遊ぶ »

2011年03月04日

仙台:能のある空間☆リターンズ

  3月に入って寒の戻り。粉雪舞う寒さに風邪をひきそう。早く春が来て欲しいぃ。

  二月の能のある空間、仙台で再演のお知らせ。
                                                              以下、mixiの迓晶師日記から。

mixi ----------------------------------------------------------------------------------------------------

先月、『表現のオモテ側?能面の表情、四変化!』として講座を開催しました。

どうにかして女面の素敵な表情の違いをご覧頂きたい…。

その思いから、異なる四面の女面を使用し、装束の工夫をして能の一部分をご覧頂く方法を思いつきました。
ベースの装束はそのままに、上に羽織る装束や烏帽子などに変化をつけ、全く異なる能を演じ分けました。

?「松風?小面」紫長絹(大阪は萌黄)
?「羽衣?増女」白長絹
?「巻絹?十寸髪」白水衣
?「井筒?若女」萌黄長絹(大阪は紫、東京は紺)

「紫」は秘めた狂気を感じさせ、「白」は静謐や神意、そして「萌黄」は心の温かさを…。
演出の計算を露わにせず、微妙な表情や印象の変化で表現するのが「能」です。
世阿弥の言葉で例えれば、「秘すれば、花」!

実験の講演では、秘密のベールを脱ぎ捨てた能の魅力が、ダイレクトに感じられました。

しかし…。
仙台では、お知らせが足りなかったのか、
残念なことに、お客様が片手に足りない人数でした。
ちょっと、秘すぎました(笑)。

そこで、少しでも多くの方にご覧頂こうと、今月にこの講座の再演を行わせて頂く事になりました。
ご都合の方々は是非ともお見逃しなく、お願いいたします。

☆☆
実演を中心に「能」と「能面」の関係の重要さに迫る実験

「ガショウ、七変化!!」
には少し足りませんが(笑)、四種の女面を使っての実演で、趣の異なる能の魅力に迫ります!
まるで、四番の能を一気に愉しんだような感覚を、講座に取り入れました

【知るほどに、観たくなる講座「能のある空間。」】
『表現のオモテ側?能面の表情、四変化!』

3/13/日/2時?/ガショウ稽古場(北六番丁、木町通り)
参加費\3000
*参加ご希望は、折り返しメールをご送信下さるか、お電話でお願いいたします

山中ガショウ
電話09032321919
メールno-eno1371gashow@docomo.ne.jp

------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

そんなわけで、「羽衣?増女」白長絹から一枚。

DSC_7309_s

能のある空間/羽衣  能面 増女
観世流能楽師 山中迓晶師
Nikon D3 AF-S NIKKOR 200-400mm f/4G ED VR II

投稿者 無花果少年 : 2011年03月04日 22:09

コメント

コメントしてください

サイン・インを確認しました、 . さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)

(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


情報を登録する?