あの娘がくれたブルース

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ピアノを俯瞰で撮りました。(^_-)-☆
DUO LIVE. 原巨林.前田めぐみ
撮影班としてお伺いしました。

海外テレビドラマをよく観ます。
CSのAXNをはじめ、NetflixやWOWOW、そして最近はアマゾンのプライム・ビデオも。
どれもCM抜きですから、ドラマのオープニングやエンディング曲が流れだすタイミングが絶妙で、
例えば、CSIシリーズのザ・フーの楽曲などをはじめどれも選曲が素晴らしく、そのセンスの良さに唸らされます。

それで今回はアマゾンプライム・ビデオの「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」!!
シーズン4までオンエアされていますが、とにかく面白すぎで1話30分などですが、油断するとあっという間に3,4話まで観進んでしまいます。

今年に入って放映されてるシーズン4では、一行が日本までやってきて、日本側の俳優はもちろんなのですが、そのロケの扱いの巧さなどが素晴らしく『ロスト・イン・トランスレーション』的と言えばわかるのですが、(監督とか親戚て声有) 実にええ感じです。

で書きたかったことは、その7話だっけ、エンディングにいきなりあの・・浅川マキの「あの娘がくれたブルース 」が流れ出すのです。
曲途中リードを弾くのが萩原信義だから、富倉安生のイントロで、
あれ?どこかで聞き慣れた音色?と思っていたところに、浅川マキが・・・暗い港に来てみれば、潮の匂いと外国船......と、歌い出すのです。
これにはいっぺんにやられちゃいました。

モーツァルトインザジャングル観てて良かった!!
アマゾンプライム入っていて良かった!!
浅川マキ死んじゃったけど、やっぱりブルースやね、浅川マキは!!
     .....などなど (笑)

この国のドラマはタイアップ全盛で、もちろん音楽としては良い出来なんだろうけど、例えば、日本ドラマが遠出して海外ロケで出来上がった話の終わりに、こんな風に異文化で暮らす人の心を軽く揺さぶるような洒落たジャブを放てるのでしょうか?

何もセレブの街じゃ無くて、渋谷の交差点や名曲喫茶、そして居酒屋など東京を代表する顔じゃない下町を悲しさに沈み徘徊するハイライ、そこに富倉安生のイントロがいきなり流れ出すのです。

やぁ〜、
モーツァルトインザジャングルって素晴らしい!

ハイライ、ロドリゴ!!
浅川マキ、渋い!!

て、感じちゃいました。


Cafe DEMITAS, Nara (May. 2018)
D5, AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED