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引き続き、Cafe DEMITASでの原巨林(gt.)さん
前回のマキの挿入歌の話、多くの反響をいただきました。
やはりボクと同じく京大西部講堂や日比谷野音のライブなどなど、
マキさん聴きました! 懐かしいいい!! サイコー!!って。
ですよね。(^-^)v
流石にアケタの店で、というのはありませんでした。
で、懐かしさついでに調子にのって今回もマキさんの話を少し.(笑)
初めボクにとって寺山修司と浅川マキは、そもそもワンセットで、
ピアノとベースの音にのって、" 夜が明けたら ♪ " でマキの世界始まりました。
真崎守だと思うけど、
「かもめ」「前科者のクリスマス」など題材にした劇画なども読みました。
天井桟敷なんて懐かしいですが、アンダーグランド、俗に言う「アングラ」
少し後の時代に流行った「サブカル」とは違って、垢抜け無かったけど、
そのぶんどっぷり浸れましたよね。
マキさんの凄かったところは、亡くなるまであのスタイルを貫いた事だと思います。
ミュージシャンの多くが音楽的にスタイルを変えたり、転向と呼んでも良いのかな?
マスを相手にメジャーになって羽ばたかれて行きましたが、
浅川マキはずっとあのまんま。
変わり身の早い芸能界の世界で、これってやっぱり凄いことですよね。
ということで、まとまりない話ですが、
ライブ録音が多い彼女のアルバムで、
あの当時、萩原のギターをコピーしまくったぼくとしては、
ギターのイントロが踊るガソリンアレイを初め、
気がつけばロッド・スチュワートの原曲を意識していました。
それで到達したのが、原題 「It's Not The Spotlight」
" それはスポットライトでない" です。
多くの人が書き残していて、いまさらですが、
あの浅川マキの和訳がとても素敵で、重複だけど、素晴らしい!!(笑)
あの光、そいつはあんたの目にいつか輝いていたものさ
またおいらいつか感じるだろうか
おいら、おいらですよ!
一人称であるおいらが、こんなにストンとくる歌い手って他にいます?
つのだ☆ひろが英語で歌うサビがまた凄くて泣けてきます。
つのだ☆ひろって、あんまり歌の上手くない印象で、色々歌ってますが、
わたし思うに、これが最高の出来だと思います。
滑舌悪いのですが、これがいい。ソウルフルってのがピッタシ!!
It's not the spotlight, it's not the cam'ra light,
it's not the streetlights of some old street of dreams.
It ain't the moonlight, not even the sunlight,
but I've seen it shining in your eyes and you know what I mean.
you know what I mean.
あんたは何を 知ってるだろうか?ですよ。
もう、知ったかぶり指摘されちゃいました、参りましたよね。(爆)
という浅川マキ最高の時代に西部講堂などのライブを聴くことができて、
ほんとに幸せ者だったと思います。
早いもので、亡くなって八年を迎えようとしているのですね。
合掌......
Cafe DEMITAS, Nara (May. 2018)
D5, AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
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