-- Click photo for large ( 読込終了時にクリックしてください。 ) --
谷間に夜の風が吹き、ヤマセミが乱れ飛ぶ
昼のカメラの放列騒ぎも静まった谷間に、
居残った褒美にと、眼前をヤマセミが乱れ飛ぶ。
この世にこんな優美な妖精の舞があるのだろうか。
闇に乱れ飛ぶロマンチスム
記したいと欲望が湧く。
空想の領域や精神が知覚する領域、
われわれの手にする写真という装置がそれを担いきれるのか。
だがいま技術は、暗闇に飛ぶ生き物を写しとめる。
Nara, (May. 2019)
Nikon D5, AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
たまゆら
いつも見せていただいておりますが 今回も瞬殺されました(笑)
爽やかな心地での瞬殺と言えます。
闇に浮かぶヤマセミを狙うとは さすがですね!
黄昏時でしょうか、逢魔ヶ時のヤマセミの姿、美しくも健気で魅せられました。
闇に浮かぶ木々の枝、水面に映りこむヤマセミの影・・・全てが美しく
幽玄の美だと思いました。
この時間帯 飛び姿を写される腕前 見事としか申せません。
ISO感度が上がったとしても このヤマセミの前には 全く気になりません。
無花果少年
たまゆらさん、コメントありがとうございます。
また、過分なお褒めのお言葉をいただき身に余る光栄です (^-^)v
まぁ被写体依存度の100%な撮影と
シャッターを押せば写るという高性能なカメラありきです 「^^;」
確かにヤマセミともなれば、気楽に写せるものでもないですが、
シャッターを押して「ヤッタ!!!」とか思って、
やおら隣のCMのモニターを見れば
同じものが写っているのですものね (笑)
とは言え、わかっちゃいるけどやめられない!の世界です。
少しでも人様より秀るものが撮れればと、煩悩の濁流に溺れています。
これからもご指導よろしくお願いいたします。