A Day In The Life #36 〜夏が来た#03〜

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梅雨が明けた途端、いきなり 36℃と先が思いやられる

暑気払いにぴったり、友人のI君にブラジルのボサノバのアナログアルバム
" ANA CARAM " 「 RIO AFTER DARK」を頂戴した。

以前記したことだが、自宅のプレーヤーを何とか復活はさせたが、
やはり面倒が先に立って、最近はアナログ盤に針を降ろすことは滅多にない。

しかし頂いたせっかくのアナログ盤を聴かないわけにはいかない。
ターンテーブルに載せ針を降ろすまでの手間はおんなしだから、
後のことも考えて、ここのところ休眠状態のDSDリッピングに挑戦してみた。



I君のお店で聴かせてもらうレコードから流れ出す音は
彼のセンスで選び出した「たかがレコードを鳴らすのには大人げ無い」程の仕掛けで、
その美しい音色は彼との長い付き合いを勘案しても、
ボクには容赦ない美しい音となってコンプレックスを植え付け続ける。

彼のお店のクオリティには遠く及びはしないが、
我が家のものだって年代物だが、Jazzを鳴らせば泣く子も黙るJBLの3wayのスタジオモニターだ。

と、自慢するのも我ながら馬鹿だが、

KORGの例の機械をMAC BOOK PROに繋げてDSDリッピング。


で、ここで予期しない、いや容易に予期できたトラブル。
Mac OS Mojaveで32bitアプリは動作しない問題だ。

仮想環境とかで強引に動作させた報告をネットでチラ見していたが、
32bitアプリ切り捨ての、ほんまにようやるAppleさまさまだ。

まぁApple相手にぐたぐた時間を取られていても仕方が無いので、
Windows10ノートにリッピングソフトをインストールしてリッピング再挑戦。

あれやこれや面倒な手順を思い出し、めでたくDSDデータとして切り出せた。

タグやジャケ写真も貼り付けられたし、こうしてBLOGを書きながら、
BGMとし熱帯夜明けの朝に部屋で軽く流せている。



しかし○十万もするPCでもApple謹製となっても、少数派のOSXなので、
アプリのサポートは後手に回って、この不公平にマカーの皆はよく黙っていると思う。

Appleをディスっても何を今さらなんだが、
Mac OS Mojaveのアプリサポートどころか、手頃な価格でデスクトップ機が無い問題もある。

この際はっきりしておきますが (笑)
周辺機器をチョイスして安価で使えないって事も致命的だと思う。


家にはPROと名のついたマックがあれこれ3台あるが、
お古だったり性能不足だったりとどれも中途半端。

安価に組めるWindowsに比べて、
少しパワーを求めたらあの高価なMAC PROしか選択が無いのだから、
その環境を甘受するマカーは余程のお人好しだと思う。


iOSも含めシステムの整合性や何やかやと強弁する人は多いけど、
早い話が夢の中で
Hackintoshを妄想するのも無理もない。



でもせっかくの " ANA CARAM " の素敵なボッサ。

Appleの悪口はこれくらいにしとかなきゃ......

 

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"Flowers@NOB"
Kajyuji, Kyoto (July. 2020)
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