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にわか鉄ちゃん、阪堺線を撮る。
浜寺公園駅で折り返し大和川駅で降車して河川敷に降りてみれば、今まさに秋の一日が終わろうとしていた。
華奢だけどなんと素敵な橋梁だ。
少し調べてみると、「シンプルな複線下路プレートガーダー9連クイーンポストトラス橋で橋脚が鉄管柱で稀少である」とある。いくども上京し撮影した勝鬨橋・言問橋などを製作した横河橋梁製作所の極初期の橋梁の一つらしい。
しかし蘊蓄はどうであれ、鉄と鋲だけで造られたモニュメントは素晴らしかった。
しばらく残照を楽しみ気温の下がる河川敷を後にした。
SONY α7RIII ILCE-7RM3
Voigtländer COLOR SKOPAR 21mm F4
AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR + Commlite
D;
1枚目と2枚目、
全てがシルエットになってしまうまでの、「狭間」の時が感じられて素敵です。
>蘊蓄はどうであれ、鉄と鋲だけで造られたモニュメントは素晴らしかった
建築に限らずデザイン全般に言えることですが、
機能第一主義で経費削減。というコンセプトで作られたものが、
長年経っても見飽きず、なんならエレガントでさえある。
…ということがままありますね。
阪堺線、いつか乗ってみよう。
無花果少年
D;さん、いつもコメントありがとうございます。
ですね。ただの鉄板と鋲できたエフェッル塔やあの東京タワーでさえ余計な装飾はまったく無く、いまとなっては街に欠かせない背景となって溶け込んでいますものね。
阪堺線は併用軌道部分は道路の真ん中をただ真っ直ぐ走っていて案外素っ気ないのですが、この大和川橋梁だけはシンプルだけど、その工作物の基本構造がそれこそレトロで眺めてて飽きないです。
路面電車が街に溶け込む風景なら嵐電や江ノ電が定番なんですが、下町を懸命に駆け抜ける阪堺線も捨てたもじゃないです。ぜひ一度。