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咥え煙草が絵になる塩入氏(ds.)、洋モクの銘柄を伺ったが忘れちゃった(笑)
高野悦子の「二十歳の原点」のコミック版があるというので早速amazonでポチった。
本棚に眠ったままの新潮版、あれから五十年近く過ぎているのだ。
そう言えば先日、久しぶりに会った友人の I君から「二十歳の原点」にも登場する京都荒神橋口のジャズ喫茶「しぁんくれーる」(すでに閉店) のママ星野玲子さんの新聞記事を見せてもらった。
京都新聞「地域プラス」の紙面で「しぁんくれーるの美女」と三回に渡って、彼女が当時マイルスなどとどのようにして交流されていたかと丹念に掘り起こし、実の娘さんまでたどり着いたが、あいにく過去のこととして取材に応じていただけなかった経緯など記されていた。
それにつけても、青春の真っ只中、あの早足で駆け抜けた70年代昭和の時代が懐かしい。
荒神橋口のしぁんくれーる。狭い階段を駆け上がると突き当たった壁面に張り付けてあった蝶を額に飾りとめた白人女性のポスターが今でも鮮やかな記憶だ。後にそのポスター購入するチャンスがあったが貧乏だった当時それはあまりにも高価で買えなかった。
今思えばカメラを手にしてポートレートを撮るようになったのは、あのポスターのような写真が撮りたいと思ったのが紛れもない原点だ。
国家の成り立ちや政治体制が違うとはいえ、先日来の香港での百万人規模のデモ見るたび、遠く過ぎ去った高野悦子が生きたあの政治の季節が日本にもあった事を思い出す。
ただのrecollectionだけでなく、希望の未来は視えるのだろうか。
JK CAFE, Takatsuki, Osaka (Jun. 2019)
SONY α7RIII ILCE-7RM3,
Sonnar T* 135mm F1.8 ZA SAL-135F18Z
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