« 2011年02月 | メイン | 2011年04月 »

2011年03月25日

ZENに遊ぶ・能を遊ぶ

亡くなられた方のご冥福をお祈りし、
一日も早い復興を願います。

  みなさん
元気を出していきましょうね。
  
   3月11日午後、あの地震がおきて、津波、そして原発の事故。
現実の映像として正視できないテレビの映像に、恥ずかしいけれど、
身をすくめていました。
とはいえ、いつまでも引き籠もっているわけにもいかず、
BLOGも再開です。

  春先からの関東や東北のイベントに写真を使ってもらっています。
先ずは「ル・ベイン」さんでの迓晶師のイベントのお知らせです。

  東京のA子ちゃんも、B子ちゃんも、時間が許せば来てくださいね〜♪


山中迓晶「ZENに遊ぶ・能を遊ぶ」の案内は、ル・ベイン(MITATE)のニュース&トピックスより
引用させて頂きます。

--------------------------------------------------------------------------

能楽師・山中迓晶さん「ZENに遊ぶ・能を遊ぶ」

image


現在、ギャラリーMITATEにてFleuriste VIOLET (コウチヨシコ&コウチフミエ)の繊細かつ大胆な装飾花「ZEN&禅」の展示会を開催いたしております。
「ZEN&禅」展の初日、コウチ姉妹の従兄でいらっしゃいます能楽師 山中迓晶さんが会場にお見えになられ、「この会場の雰囲気で是非舞いを」との素敵なお申し出を頂きました。
またとなき事、お披露目なさる演目は、花にちなみ「当麻」 より早舞と「菊慈童」より楽。
装束を纏い、面をつけ身近に舞う姿をご覧いただける格別な機会でございます。重ねて、山中さんが軽妙な語りで能の世界への道案内もしていただけるとのこと。
突然の運びとなりましたが、ぜひ皆様、お出かけくださいますようご案内申し上げます。

とき:4月2日(土)
第1回 14:00--14:30/ 第2回15:00--15:30(無料)
場所:ル・ベイン パティオ (東京都港区西麻布3-16-28 1F )
お問い合わせ先:03-3479-3842 / www.mitate.com(ギャラリーMITATE)

山中迓晶(やまなか がしょう)
観世流能楽師。1970年生まれ。緑蘭会主催。2歳にて仕舞「老松」で初舞台。梅若六郎に師事。
現在、能の公演以外にも、「能へのいざない」と題して、誰にでも解りやすく能を紹介するレクチャーを数多く催し、能の伝統を次世代へ受け渡す橋掛りとして大きな役割を担われている。


□  ル・ベイン(MITATE)のニュース&トピックス
https://www.le-bain.com/topics/index.html

□  VIOLET France Japon ?おフランス日記?
https://journal.violet-fr-jp.com/

-----------------------------------------------------------------------------

DSC_3534hc

菊慈童
観世流能楽師シテ方 山中迓晶
Nikon D3 AF-S NIKKOR VR70-200mm F/2.8G

投稿者 無花果少年 : 00:15 | コメント (0)

2011年03月04日

仙台:能のある空間☆リターンズ

  3月に入って寒の戻り。粉雪舞う寒さに風邪をひきそう。早く春が来て欲しいぃ。

  二月の能のある空間、仙台で再演のお知らせ。
                                                              以下、mixiの迓晶師日記から。

mixi ----------------------------------------------------------------------------------------------------

先月、『表現のオモテ側?能面の表情、四変化!』として講座を開催しました。

どうにかして女面の素敵な表情の違いをご覧頂きたい…。

その思いから、異なる四面の女面を使用し、装束の工夫をして能の一部分をご覧頂く方法を思いつきました。
ベースの装束はそのままに、上に羽織る装束や烏帽子などに変化をつけ、全く異なる能を演じ分けました。

?「松風?小面」紫長絹(大阪は萌黄)
?「羽衣?増女」白長絹
?「巻絹?十寸髪」白水衣
?「井筒?若女」萌黄長絹(大阪は紫、東京は紺)

「紫」は秘めた狂気を感じさせ、「白」は静謐や神意、そして「萌黄」は心の温かさを…。
演出の計算を露わにせず、微妙な表情や印象の変化で表現するのが「能」です。
世阿弥の言葉で例えれば、「秘すれば、花」!

実験の講演では、秘密のベールを脱ぎ捨てた能の魅力が、ダイレクトに感じられました。

しかし…。
仙台では、お知らせが足りなかったのか、
残念なことに、お客様が片手に足りない人数でした。
ちょっと、秘すぎました(笑)。

そこで、少しでも多くの方にご覧頂こうと、今月にこの講座の再演を行わせて頂く事になりました。
ご都合の方々は是非ともお見逃しなく、お願いいたします。

☆☆
実演を中心に「能」と「能面」の関係の重要さに迫る実験

「ガショウ、七変化!!」
には少し足りませんが(笑)、四種の女面を使っての実演で、趣の異なる能の魅力に迫ります!
まるで、四番の能を一気に愉しんだような感覚を、講座に取り入れました

【知るほどに、観たくなる講座「能のある空間。」】
『表現のオモテ側?能面の表情、四変化!』

3/13/日/2時?/ガショウ稽古場(北六番丁、木町通り)
参加費\3000
*参加ご希望は、折り返しメールをご送信下さるか、お電話でお願いいたします

山中ガショウ
電話09032321919
メールno-eno1371gashow@docomo.ne.jp

------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

そんなわけで、「羽衣?増女」白長絹から一枚。

DSC_7309_s

能のある空間/羽衣  能面 増女
観世流能楽師 山中迓晶師
Nikon D3 AF-S NIKKOR 200-400mm f/4G ED VR II

投稿者 無花果少年 : 22:09 | コメント (0)